木版画家の小林春規さんの個展が中京区の平安画廊(TEL231-0694)で11日まで開かれています。「春の宵」「村の灯」など素朴な佇まいの作品や「水芭蕉」「川面」など新潟の四季を表わした版画など34点が展示されています。いずれもほのぼのとした温かさを感じさせる木版画です。小林さんは、美術教師の父の影響を受け、幼少より木版画を始め、19歳で京都の表具氏に弟子入り。90年に故郷の新潟県に転居するまで京都で版画制作を続けました。3日夜から8日まで本人が会場にいる予定です。5日は休廊。