河川敷の菜の花 桂川や宇治川など大きな川や、鴨川、山科川など支流の河川敷が黄金色の菜の花に覆われ始めました。写真は鴨川下流の下鳥羽(京川橋付近)で、鴨川上流とはまた違った趣。河川一面が黄金の菜の花に染められています。サイクリングロードも整備されており、ウォーキングの人、銀輪で快走している人などもしばし立ち止まって眺めています。付近ではホトトギスが「ホーホー、チュチュチュ、ホケキョ、チチチ」と恋の囀りをしています。
 菜の花は4枚の花弁が十字架ににているので十字花科(Cruciferae)とも付けられていましたが現在はアブラナ科(Brassicaceae)と言われています。また鴨川の浅い水面ではシラサギが小魚を狙い、菜の花の辛酸っぱい匂いが漂ううららかな春の景色が広がっています。(仲野良典)