日銀京都支店が1日発表した3月の管内(京都府・滋賀県)企業短期経済観測調査(短観)で、景況感を示す業況判断(DI)は全産業で6ポイント悪化し、マイナス17ポイントと4年3カ月ぶりの低水準となりました。
 悪化は4期連続。海外需要減や円高など受けて、製造業が11ポイントと大幅悪化し、4年3カ月ぶりに水面下(マイナス7)に落ち込んだことが影響しました。業種別では、和装関連で低水準が続く中、鉄・非鉄金属(38ポイント悪化)、一般機械(26ポイント悪化)での景況悪化が目立っています。