労働契約法、学習会 京都労働相談センターは6日、京都市中京区のラボール京都で今年3月1日から施行された労働契約法の学習会を開き、約40人が参加しました。
 谷口誠労働基準監督官が、労働契約の締結や変更の場合は労使対等での合意が必要なことや、契約内容をできる限り書面で確認する必要があるなどの労働契約法のポイントを解説。同法の全文解説や、全国で行われた裁判の事例をあげて説明しました。
 参加者からは、「この法律が、派遣法改悪のように企業側に有利なものにならないか不安」(労組組合員)、「今のところ労働者の権利を守る武器になる法律だと考えている」(弁護士)などの意見が出されました。