京都民医連は1月31日、京都市右京区で「薬害C型肝炎問題学習会」を開き、医療従事者など67人が参加しました。薬害肝炎訴訟でかちとられた成果や今後の課題などを、意見交流しました。
 講演した薬害肝炎大阪弁護団の國本依伸弁護士は、サリドマイド、スモン、HIV、薬害肝炎と薬害訴訟のたたかいを振り返り、「勝ち取った成果は薬害肝炎被害者のみならず、多くの薬害被害者や肝臓病患者、医師らの長いたたかいがあってこそ得られたものだ」と強調。すべての肝炎患者の救済や薬害の根絶など、今後の課題を提起しました。
 参加者から、肝炎患者へのサポートの方法や薬害肝炎の相談への対応、34人にのぼる患者からカルテの問合せが寄せられている実態などが出され、議論しました。