25日に開かれた京田辺市議会では、日本共産党議員団が提案した「後期高齢者医療制度の改善を求める意見書」を全会一致で可決しました。同意見書は後期高齢者医療制度について、「国の医療費削減を目的にしたもので、高齢者への新たな負担と医療内容の制限が特徴となっている」と指摘し、高齢者の負担軽減のために国の責任で取り組むことや、保険料の軽減措置などの改善を行うよう求めています。
 京田辺市議会では、他にも、福祉保育労の陳情にもとづいて党議員団が提案した「社会福祉施設等の福祉人材確保対策の具体化と充実を求める意見書」も、全会一致で可決しました。
 また、2300人以上の署名を添えて提出され、党議員団が紹介議員となった「すべての子どもにゆきとどいた教育をすすめるための請願」(少人数学級の積極的導入、専任司書の配置、特別支援加配教員の配置、教育環境・施設整備、の4項目)が、全会一致で趣旨採択されました。 (青木綱次郎)