平和、憲法9条の大切さを知らせよう―京都の高校生で作る「京都高校生平和ゼミナール」は24日、京都市内で「2007ピース9mas(クリスマス)」を開き、京都をはじめ、大阪、愛知、埼玉、福岡、長崎から40人の高校生が参加しました。
 三条の鴨川河川敷では、企画の1つ、平和のメッセージが書かれた紙コップで作るピースキャンドルが行われ、午後6時に点火されると、「2007  PEACE」などの文字が浮かび上がりました。
 キャンドル点火のクライマックスには、三条大橋の下で歌を歌っていた青年2人が、高校生の取り組みに共感し、ジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)」を演奏する場面もあり、思いがけない平和のジョイントが生まれました。
 友達に誘われて初めて参加した杉本奈奈重さん(高校1年)は、「中学生の時は、”戦争は嫌い”と目を背けてきたけれど、どうしたら戦争のない世界をつくれるのか学びたいと思うようになりました。来年もピースキャンドルに取り組みたい」と話していました。