日本共産党の谷田操井手町議と川西茂井手町支部長は11日、同町議会の小川幸一議長が町発注の水道事業に関わる不正談合の容疑で逮捕されたことに対し、同議員の辞職と、町としての真相解明を求める声明を発表しました。
 声明は、「自らの利益のために、町民の代表たる町議の立場を捨て、町民を裏切る重大な犯罪。町議会全体の信用も大きく失墜させる行為であり、断じて許せない」とし、同議長の議員辞職を求めています。また、議会自らが疑惑の真相解明を行い、再発防止と議員の綱紀粛正に取り組むとともに、議員の関連会社が町の発注事業を請け負うことや下請けに入ることを自粛すべきとしています。
 汐見町長に対しても、▽行政側の事件への関与の有無、他の入札での疑惑の可能性について調査、公表する▽談合に関わった業者を指名停止にする▽談合防止策に早急に取り組む▽談合によって町が被った損害について賠償請求する―ことを求めています。