日本共産党も加わる「精華町民主町政の会」は6日、任期満了に伴い9日告示、14日投票で行われる精華町長選挙に、同「会」常任幹事の小坂(こざか)かつゆき氏(65)を町長候補に擁立することを発表しました。
 小坂氏は記者会見で、自民党などの応援を受けて国の悪政を精華町に持ち込む現町政を批判。公約として、△介護保険料・利用料の軽減△国保税の負担の軽減△子どもの医療費の小学校卒業までの無料化△中学校給食の実施△同和事業の廃止―などを掲げ、「国の悪政にはっきりものをいい、憲法を暮らしに生かし、住民の暮らし・子育て応援の町政に転換したい」決意を語りました。
 小坂氏の出馬は前回の町長選挙に続き2度目。すでに、現職の町長が出馬を明らかにしています。
 小坂氏の主な経歴は次の通り。
 1942年富山市生まれ。65年横浜市立大学商学部卒、第一製薬㈱勤務を経て、03年、精華町長選挙に立候補。精華町民主町政の会常任幹事、精華町病院問題を考える会事務局長、精華町合併問題を考える会幹事など歴任。