命と暮らし、営業を守るために25万人目標を達成しよう―京都市の高すぎる国保料の引き下げや「命綱」の保険証の取り上げをやめさせようと、市民団体や労働組合が10月からの2カ月間で25万人分を目標とした署名運動に取り組みます。5日行われた署名実行委員会の結成集会には、各団体から約100人が参加しました。
 署名は京都市長あてで、要求項目は、(1)国保料をだれもが納められる額に引き下げる(2)国保料引き下げのために市民と一緒に国の負担増額を求める(3)滞納者から保険証取り上げを中止する―の3点。
 5日、京都市中京区のラボール京都で行われた署名実行委員会では、国保をよくする会事務局長の高橋瞬作さんが報告・提案し、「市民の力で高すぎる国保料の引き下げを実現しよう。心一つにして達成へ全力をあげよう」と訴えました。参加者からは、短期証や資格証明書が発行され「医療から締め出されている」実態が出され、街頭で訴える際の目立つのぼりや横断幕など宣伝グッズの提案や「老人会や地域女性会にも申し入れよう」など積極的な提起が相次いで出されました。
 集会では、名称を「国保料引き下げ署名実行委員会」と決め、共同代表者に、西村英弥・国保をよくする会代表、津田光男・京都社保協議長、岩橋祐治・京都総評議長など4氏を選びました。