固定資産税逃れに建築確認未申請、河川の不法占用など問題が続出している自民党の中川泰宏衆院議員(京都4区)。同議員からはいまだに謝罪の言葉はなく、地元の自民党支持者からも怒りと疑問の声が上がっています。
 29日夜、亀岡市内で行われた元自民党衆院議員の報告集会。参加した50代の男性は、「中川議員の一連の問題はこの地域に住んでいる者なら知らないものはいない。そんな人を代表に選んでいる自民党もいいかげんだ」と憤り、昨年固定資産税が上がったという60代の男性は、「住民税も上がり、年金の問題も出ていて不満ばかり。税金も払わない国会議員をなぜ自民党は公認しているのか。今度の選挙は自民党は少しマイナスになったほうがいい」と言い切ります。
 長年障害福祉に携わってきたという男性は、「小泉・安倍政治で障害福祉の現場はむちゃくちゃになった。中川議員は障害を持つ身でありながら、自立支援法に賛成しています。今回の問題でも謝罪もせず、あまりにもいいかげんで傲慢な態度は目に余ります。自民党の責任も問われてくると思う」と話しました。