乙訓母親連絡会は27日、大山崎ふるさとセンターで「第46回乙訓母親大会」を開き、150人が集りました。「いま、子どもたちは…その未来は」と題して、京教組の梶川憲書記長が講演しました。
 全体会の意見交流では、青年から、「友人が突然雇い止めを言い渡された」という就労実態の告発がされました。また、4月に実施された全国学一斉学力テストについて学習し、校長と懇談したり、育友会の総会でも問題を投げかけた運動の経験、乙訓での平和・憲法九条を守る運動についてなどの発言がありました。
 来ひんとしてあいさつした真鍋宗平大山崎町長が、この日同じ会場で開かれていた「ツーヅー病院の枯葉剤被害の子どもたちを招く会」の「ベトナム枯れ葉剤被害児との草の根の交流会」に参加したベトナムの男女2人の青年を紹介。突然の出会いでしたが、障害を背負いながら、未来を見すえて生きる姿に参加者一同感動しました。7万円を超える支援カンパが会場から寄せられました。
 大会アピールに続き、特別決議「改憲手続き法に反対し、『平和憲法を守りましょう』の声を広げましょう」を採択し、運動を広げようと確認しました。(北村喜代子)