15日告示、22日投票の向日市長選挙で市政転換をめざす「新しい民主市政の会」は11日、杉本たけし候補の事務所開きを行い150人が参加、選挙勝利を誓い合いました。
 杉本候補は、高すぎる水道料金の問題について、久嶋市長が府いいなりで市民に負担を押し付けていることを批判しました。税金の使い方を福祉、くらしの優先に切り変えることを強調し、「府にはっきりとものをいい、水道料金値下げします。市民の側に立った市政の実現に、力を貸してください」と呼びかけました。
 日本共産党乙訓地区委員会副委員長の山田千枝子氏は、久嶋市政がこの4年間に、水道料金の値上げや市民検診の有料化などの市民負担増を進めてきたことを批判。今後も家庭ごみの有料化や、福祉タクシーチケットの廃止など負担増と福祉の切り捨てが計画されていることを指摘し、杉本候補の勝利で、▽水道料金の値下げ▽キリンビール開発より福祉・くらし優先▽安心安全のまちづくり―を実現しようと呼びかけました。京都総評議長の岩橋祐治氏が杉本候補への訴えました。
 杉本選挙事務所は向日市鶏冠井町楓畑11。TEL075・925・0156。