日本共産党の市田忠義書記局長はいっせい地方選前半戦告示日の30日、京都入りし、市内各地で府議・京都市議候補の勝利を訴えました。
 上京区の千本今出川交差点では約200人の聴衆を前に、さこ祐仁府議候補、くらた共子京都市議候補と訴え。
 市田氏は、今度の選挙で一番問われているのは暮らしの問題とのべ、広さ1畳にも満たないインターネットカフェで寝泊りし、日雇いで働く〝ネットカフェ難民〟の若者が生まれていることについて、自民・公明と民主党が進めた労働法制の改悪が原因と指摘。国の悪政とともに京都市でも国保料値上げや家庭ごみ有料化など60億円もの負担増が押しつけられるもと、日本共産党の府議団・京都市議団が誘致企業への正規雇用の義務付けや低所得世帯の高校生奨学金廃止を撤回させた実績を強調しました。 また、民主党については、「格差是正」を掲げながら、非正規雇用を増加させた労働法制改悪や国保証を取り上げる国保法改悪への反省がないと指摘。「政治とカネ」の問題でも、光熱水費の虚偽記載する議員が出るなど、「安倍首相も困った時に頼りになるのは公明党でなく、民主党と思っているのではないか」とのべた上で、自民党政治への対抗軸は広範な国民と日本共産党との共同にあるとして、府議選・京都市議選での日本共産党の勝利を呼びかけました。
 さこ氏は、「中小業者の営業と暮らし守れの声を府議会に届けたい」、くらた氏は、「命の守り手として市議会に再び送りだしてほしい」とそれぞれ訴えました。