23日の大山崎町議会最終本会議で、真鍋宗平町長が提案した07年度一般会計予算案などが否決されたことを受け同日、「民主町政の会」はふるさとセンターで議会報告会を行いました。真鍋町長と日本共産党の堀内康吉議員が報告しました。
 真鍋町長は今予算案について、国の地方交付税削減やインタージャンクション建設に伴う企業の撤退などで税収減となった厳しい財政状況で、福祉・くらしを支える予算編成に努力したことを語りました。今後、3カ月を目処にした政策的な予算を組めない暫定予算での執行となることを説明し、「本予算成立に向け、今後も支援をお願いしたい」と訴えました。
 堀内議員は真鍋町長の予算案は福祉・くらし、水問題などの公約実現に確かな1歩を踏み出したものと強調。議会では野党が真鍋町長と日本共産党のイメージダウンをねらって低俗な攻撃に終始したことなどを紹介し、「追いつめられているのは、相手陣営の側。住民の要求を掲げ、府議会選挙で皆川候補を勝利させ、決着をつけよう」と呼びかけました。