昨年末に京都放送(KBS、京都市上京区)の関連子会社「京都放送カルチャーセンター」との直接雇用を実現した山本隆弘さん(43)が、5月から同社の正社員として採用されることになりました。
 民放労連京都放送労働組合カルチャー支部が5日行った団体交渉で、日向太郎社長は、山本さんの雇用条件について、「3月中に試験・面接を行い、契約が切れる5月から正規社員にしたいと考えている」と回答。当初直用化で予定していた嘱託社員から、一気に正社員採用となりました。 山本さんは、関連子会社と業務委託契約を結び、KBSホールの管理・運営に携わっていましたが、KBS労組の支援を受けて昨年12月の団体交渉で、5月からの直接雇用を勝ち取っていました。
 KBS労組の非正規労働者の雇用改善を求める取り組みでは、山本さんのほか、KBS京都滋賀支社(滋賀県大津市)で働く契約社員2人が2月の団体交渉でKBS本社との直接雇用を実現しています。