日本共産党女性後援会は3日、京都市内各地でひなまつり宣伝を行い、いっせい地方選、参院選での勝利を訴えました。上京区では、上京後援会とともに千本今出川で街頭宣伝し、府議会定数2での勝利を目指すさこ祐仁候補、くらた共子京都市議が訴えました。
 さこ氏は、昨年のたけうちグループ倒産を受けて、3万人が働く和装関連業者への府の対策費が3500万円であるのに対して、ジャトコ1社に企業誘致補助金10億円を出していることを紹介し、「10億円出して正規雇用は15人。税金の使い方が間違っている」と批判。地元の中小企業が主役となる経済政策をつくっていくと訴えました。
 くらた氏は、子どもの医療費助成制度の拡充について、日本共産党が4万人の府民の声の紹介議員として一貫して実現を求めてきたとのべ、「『オール与党』は〝絵に描いたもち〟と願いに背を向けてきました。引き続き、通院も小学校卒業まで無料となるよう求めていきたい」と話しました。
 西山とき子党府副委員長(前参院議員)は、与党単独での予算案強行採決を非難し、「『格差と貧困』をめぐる行き詰まりや事務所費問題など安倍政権のぼろが出るのを覆い隠すための暴挙」と指摘。府議会、京都市議会でも審判を下すために、さこ、くらた両氏の勝利を呼びかけました。