全京都労働者総行動の締めくくりとなる決起集会が22日夜、京都市中京区のラボール京都で行われ、160人が参加しました。
 河合秀明京都総評事務局長は基調報告で、格差是正には人間らしく働くルールと経済的に自立できる賃金の引き上げが必要とのべ、非正規労働者の要求実現や最低賃金の1000円以上の引き上げなど攻勢的にたたかうことを強調。同時にいっせい地方選と参院選で、「格差社会を生んだ政治の流れ変える世論を広げていこう」と呼びかけました。
 07春闘勝利に向けて5人が決意表明し、「大幅賃上げとともに賃上げが吹っ飛ぶ労働法制改悪や庶民大増税を阻止する春闘に」(カシフジ労組)、「放送業界は8割が非正規労働者。非正規の雇用改善に力入れる」(KBS労組)などと訴えました。
 集会では、自由法曹団京都支部事務局長の福山和人弁護士が労働法制国会について、憲法・共同センター事務局長の辻昌秀・京都総評副議長が改憲手続き法案の問題点について、それぞれ特別報告しました。