任期満了に伴い4月15日告示、22日投票で行われる向日市長選挙で、日本共産党も参加する「新しい民主市政をつくる市民の会」(望田幸男代表)は13日、同「会」代表委員の杉本猛氏(62)の擁立を発表しました。
 記者会見で杉本氏は、住民の福祉・暮らし応援の市政への転換をめざして、▽府営水道協定を見直し、高すぎる水道料金を値下げする▽キリンビール跡地開発については情報公開し、無駄な税金投入を見直す―などを課題に挙げ、「命や健康が大切にされ、子どもからお年寄りまで安心して暮らせる向日市の実現の先頭に立ちたい」と決意を語りました。
 同市長選には現職の久嶋務氏(51)が立候補の意向を表明しています。
 
 杉本氏の経歴は次の通り。
1945年滋賀県県大津市生まれ。京都工芸繊維大学工業短期大学部卒業、京阪電気鉄道会社勤務を経て、京都府中学校教諭として乙訓地域で勤務。乙訓教職員組合執行委員長を4期(2001から05年)。現在、乙訓革新懇代表世話人。