京都市は13日、市立保育所に勤務する33歳と60歳の給食調理師2人が、食材を水増し発注していたとして懲戒免職しました。また、同日、犬猫の死骸収集手数料を着服した環境局職員2人も懲戒免職処分とし、今年度市職員の懲戒免職者は20人に達しました。
 懲戒免職されたのは、京都市北区の公立保育所で給食調理に当たる女性作業員(60)と女性調理師(33)。2人は、献立にない食材を購入したり、必要量を大幅に上回る給食材料の発注を長期にわたって行い、市に約29万円の損害を与えたとしています。
 また、環境局の52歳(西京まち美化事務所)と48歳(左京まち美化事務所)の男性職員は、市民美化センター(南区)勤務時に犬猫等の死骸収集・運搬業務の手数料3万6800円を着服したことが分かった、としています。