14日のバレンタインデーを前に、京都の各デパートはチョコレート商戦たけなわです。
 今年はカカオの産地や含有比率を明記した商品が多数出回り、店頭では甘さや苦さだけでなく、カカオの産地・含有率、製法など専門的な質問をする若い女性客の姿が目立ちます。売れ筋は千数百円前後とか。
 日本人がバレンタインデーにチョコレートをプレゼントする習慣は、東京のチョコレートメーカーが58年2月、都内の百貨店でイベントを催したのが始まりといわれ、今ではすっかり定着した感があります。(H)