京都府は9日、高病原性鳥インフルエンザの発生予防として100羽以上を飼育する府内の養鶏農家を対象に消毒を実施すると発表しました。
 宮崎、岡山両県での鳥インフルエンザ発生を受けた農水省による養鶏場の緊急消毒の要請を受けて行うもので、国は対象を1000羽以上飼育する農家としているが、府は対象を上乗せして実施することを決めました。
 実施の期間は、13日から28日までの16日間で、各農家が消毒効果のある消石灰を鶏舎周辺や農場外縁部に散布し、家畜保健衛生所の職員が確認。家畜伝染病予防法に基づくもので、消石灰の購入費用は全額、国が負担します。