帝国データバンク京都支店が5日発表した、京都府内の企業倒産(負債額1000万円以上)は34件(負債総額66億円2600万円)でした。
 資本金別では、個人経営と資本金1000万円未満の企業が24件と70.2%(前年同月62.9%)、従業員数では10人未満が91.2%(同80%)となり、前年以上に小規模企業へ破たんが広がっています。業種別では、「繊維」が最多の8件でした。今後の見通しでは、和装、建設、飲食など経営破たんの材料が目白押しになっていることが懸念されると指摘し、「企業景気の回復が1年以上に渡って続いているが、享受できない企業の淘汰が増幅されそうな気配がうかがわれる」としています。