全京都建築労働組合(田辺正男委員長)は1日、柳澤伯夫厚生労働大臣の「産む機械」発言に抗議し、安倍首相に柳澤厚労相の即時罷免を求める声明を発表しました。 声明では、柳澤発言について、女性を出産のための道具におとしめる人権否定であり、「少子化」の原因を女性の責任に転嫁した問題発言として、「『労働者の働く環境の整備』を任務とする厚生労働省トップとしての資質が問われる」と罷免を要求しています。また、復古的な改憲論が強まる中、国策として女性が出産を奨励された戦時中を想起させるものと指摘し、京建労では少子化対策の観点からも、労働法制改悪の中止、憲法遵守の施策展開を求めるとしています。