セクハラ行為に対する慰謝料を求めた訴訟で、「宴席で行き過ぎた行為があり、不快な思いをさせたことを陳謝する」という内容の和解を受け入れた京丹後市の中山泰市長に対し、丹後労働組合総連合(石井内海議長)は22日、市長辞職を申し入れました。
 申入書では、「裁判長の和解勧告で示された市長の行為は、6万4000市民の暮らしを預かる最高責任者としてはあるまじき行為」と指摘。同市政治倫理条例や市職員セクシュアル・ハラスメントの防止等に関する要綱に定められた規定にも明らかに触れるものとしています。
 申し入れは、石井議長、山本忠男事務局長、浅田豪幹事が市役所を訪れ、応対した大下道之収入役に文書を手渡しました。
 また、今度弘同市議会議長に、市長の責任を明らかにすることを求める申し入れを行いました。