日頃芸術・文化の活動に参加されているみなさんの声を政治に反映させようとの願いから、日本共産党京都文化後援会が中心となって“芸術・文化懇談会”が21日に開かれ、芸術文化にたずさわっている各分野から25人の人が集まり、活発に発言しました。
 開会のあいさつで京都府委員会の浦文化部長が、憲法公布60年、9条の会呼びかけ人で、知識人、文化人が積極的にメッセージを発信している。これらの人たちの持っている文化力が、社会進歩の上でも大きな役割をはたしている。健康で文化的な生活が過ごせる為、平和・くらしを守る日本共産党の前進が求められているとあいさつ。
 京都文化後援会代表の藤沢氏が「生きることと文化・日本共産党」と題して話題提起され、日本があぶないという危機意識から、労働者、青年、学生、子どもたちまで痛みを押付ける今の政治に、創造活動を通じて「どうしてもだまってはいられない」という思いを具体的にふれ、今の政治、社会状況のあり方に、批判をこめて訴えられました。
 懇談会には参議院予定候補成宮まり子さん、くらた共子京都市議があいさつしました。
 懇談会では邦楽、映画人、人形劇、児童演劇、絵画、彫刻、文学、などの創作分野、鑑賞分野からの具体的な悩み、提言、発言があり、ひきつづき懇談会を開き、深め合うことの必要性が求められました。(京都文化後援会・浅郷伸一)