アフガニスタン首都カブールの子どもたちが描いた「カブールの幽霊展―夢見ることを奪われた子どもたちの祈り」が24日から2月4日まで、左京区の京都市国際交流会館と中京区の新風館で開かれます。NPO法人Like Water Press主催。無料。
 幽霊はユニセフらがまとめた資料で「子どもたちが最も怖いと思うもの」「もっとも嫌だと思うこと」のトップが「幽霊」だったことから、同NPO法人が幽霊の形を子どもたちに描いてもらったもの。
 カブールの子どもたちが描いた「幽霊」は500点。それは戦争への恐怖からくる魑魅魍魎(ちみもうりょう)のたぐいだけでなく、遊び友だちだったり、猫など身近な存在でもありました。
 会場では、継ぎ合わせて再生した割れ茶碗(マグカップ)でアフガニスタンのチャイを飲みながら、破壊を超えて再生へつないでいく道筋について語り合おうという試みも行われます。
 NPO法人Like Water Press http://www.likewater-press.org/