「歓びを歌にのせて」 14日、上映会
知的障害者の小規模通所授産施設「上京ワークハウス」が14日(日)、京都市上京区の同志社大学「寒梅館」で、スウェーデン映画「歓びを歌にのせて」(04年、ケイ・ポラック監督、132分)の上映会を行います。障害者の「人として当たり前に生きたい」「働く場・生活の場を守りたい」のいう願いを知らせると同時に運営資金づくりを目的にしたものです。
「歓びを歌にのせて」は、身も心も疲れ果てて第一線を退いた天才指揮者ダニエル・ダレウスが、少年時代を過ごした田舎で、村人たちの音楽への愛情と熱意にふれて、改めて自分のつくりたい音楽をめざします。
同施設は、手づくり蒸しまんの店「まんまん堂」に28人の障害者が働いています。10月に本格施行された「障害者自立支援法」により、障害者は自己負担増、施設は報酬単価の激減などで厳しい運営を強いられています。
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上映時間は①10時半②13時半。協力券は1000円(当日1300円)、小・中学生、障害者、シニア800円(当日1000円)。
問い合わせは「上京ワークハウス」後援会TEL・FAX075・451・3004。