桂川に架かる羽束師橋の少し下流にある河川敷の広い畑の一角で丸々と太った聖護院丸大根の収穫をしているのは隣接する横大路小学校の児童たちです(11日)。種を蒔いて数ヶ月、ようやくの収穫です。借りている畑を耕したり間引きなどは地元の農家のみなさんの援助ですが、種を蒔いて収穫までは児童たちが世話をしています。写真の上の方のビニール畑は来年6月に採り入れするタマネギ畑で1年生から6年生まで1畝づつあります。夏はサツマイモと1年を通しての農園活動で子どもたちは楽しんで農業体験学習に取り組んでいます。 
 朝から各学年順番に畑に入り農家の人の説明を聞きます。「葉っぱの根っこのほうを両手でひっぱったらうまく抜ける」とコツを教えてもらうのですが、葉っぱだけちぎったり、朝露に濡れている大きな葉っぱを触って「キャッ!」という女の子もいます。「ワオッ でっかいやろ!」「重たいよ」とか「オデンにしたらうまいで」「お汁にも入れられる」などわいわい言いながら楽しく収穫してビニール袋に入れていました。(仲野良典)