京都司法書士会(井上利博会長)は10日夕、「利息制限法改悪反対統一行動」を京都市中京区内一円で行い、約80人が参加。上限金利の引き下げを訴えて集会・デモ行進しました。
 集会では、金融庁が示した利息制限法改正案では、実質的に金利の引き上げになり、根本的に解決にならないことをアピール。デモ行進では、「上限金利、下げるんじゃなかったの?」と書いた横断幕を掲げながら、「29.2%は高すぎる!15%以下に引き下げろ!」とシュプレルコールをあげました。
 集会、デモには、京都司法書士会のほか、京都弁護士会、平安の会、コンシューマズ京都など各団体が参加。京都・右京民商も行進に参加しました。コンシューマズ京都の原強さんは、「異常な貸金業の高金利で、数多くの自殺者が起こって社会問題になっている。高金利引下げに特例や例外を設けてならない」と訴えました。(平井賢一)