25日の京都市議会「市職員の不祥事に関する調査特別委員会」で、日本共産党市議団(山中渡団長、20人)の加藤広太郎議員が「やまごえ温水プール」(右京区)の所長によるセクハラなどの不祥事を追及しました。
 この問題は、退職したパート職員が市長と議長に届けた「手紙」で明らかになったもの。「手紙」は、性的関係を迫る言葉を何度も繰り返すなどの所長のセクハラ行為などを告発していました。加藤議員は、02年度から05年度の間に、26人のアルバイト、嘱託職員の内、23人が退職している実態を告発。手紙の差出人が「6月にも同様の手紙を市長に出した」と証言していることを取り上げ、まともな調査をしない市の姿勢を批判。「身内をかばい、うみを出そうともしない体質そのもの」とのべました。
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 同日の委員会では、同党の倉林明子、妹尾直樹、玉本なるみ、西野佐知子の各議員が▽相次ぐ覚せい剤取締法違反▽服務監察官チームへの警察官OBの登用▽市民美化センターの職員による犬・猫などの死体収集手数料の着服―などの問題を追及しました。