京都市職員の犯罪行為、不祥事が相次いでいる問題で、この問題を集中的に審議する市議会建設消防委員会が24日に開かれ、日本共産党議員が、同和補助金の不正受給にかかわった職員を再雇用していた問題など取り上げ市を追及しました。
 佐藤和夫議員は、03年に市長を含む39人が処分をされた同和補助金不正受給事件にかかわった元職員が、処分直前に退職することで処分をのがれ05年に嘱託職員として再就職していた事実を明らかにし、「税金を食い物にした人物まで嘱託職員と採用している」と不正に毅然と対応できない市の組織体質を追及しました。
 加藤広太郎議員は、改良住宅に入居する市職員の家賃滞納問題について質問し、「長期にわたる返済計画は、身内に甘い体質だ」と厳しく批判しました。
 樋口英明議員は、改良住宅の駐車場の管理問題を取り上げ、同和特別扱いをやめるよう追及しました。
 岩橋ちよみ議員は、直場の中で自由にものが言える職場づくりと規律の確立に努めるよう求めました。