京都市で今年度に入って市職員が8人も逮捕されるという異常事態を受け、日本共産党京都市議団(山中渡団長、20人)は9日、中京区のハートピア京都で、「緊急市政報告会―多発する市職員による犯罪行為、市長の責任を厳しく問う」を開き、市民ら約200人が参加しました。
 山中団長が報告を行い、7月に市職員4人が逮捕されたことや桝本市長の10年で市職員の犯罪行為や不祥事が拡大したことなどを詳しく説明。その上で、市職員の相次ぐ犯罪行為の背景に「部落解放同盟」との癒着を拡大させてきた問題があることを指摘し、市長の責任を厳しく追及しました。市議団として引き続き、市長の責任を追及するとともに、市職員の犯罪行為と不祥事の根絶に全力をつくす決意をのべました。
 参加した市民から、「市民に大きな負担を押しつける一方で、このような問題を起こす市は許せない」「市長の責任は重大。徹底的に追及を」など、怒りの声が相次ぎました。