まちこわしと景観破壊にストップをかけ、歴史都市京都の保全・再生などのために活動する「まちづくり市民会議」が3日、市都市景観部景観企画課に、市が選んだ「眺望景観」158カ所を改善するよう申し入れました。
 「眺望景観」158カ所は、市が6月下旬、「眺望景観」を保全することを目的にリストアップし、「時を超え光り輝く京都の景観づくり審議会」に提案したもの。
 申し入れでは、市が選んだ158カ所は、「京都タワー」や「京都駅」(京都駅ビル)が含まれていることや、逆に「龍谷大学大宮学舎」「三条通界隈」「水路閣及び疎水インクライン」が抜け落ちているなどの問題があると指摘。
 「きわめて不十分なもの」と批判し、「十分な議論を踏まえて、根本的に再検討すること」を求めました。