日本共産党の井上哲士参院議員(参院国対委員長)は13日、京都市上京区で開かれた同議員の活動を学ぶ学習会(党府委員会主催)で、憲法・安全保障や金権腐敗など様々な問題をとりあげた5年間の国会論戦を臨場感たっぷりに解説しました。
 憲法・安全保障では米軍強化と3兆円負担で3回質問するなど、「ヒロシマを原点」に、憲法・教基法を守り、アメリカいいなり政治の根源をついてきたことを紹介しました。
 金権政治や税金の無駄、政治腐敗では党金権腐敗政治追及委員会事務局長として追及の先頭に立ち、自民党の旧橋本派や森派の「もち代」疑惑を暴露し、森派の「もち代」の収支報告書未記載の問題で記載させるまでに追い込んだことをのべました。
 また、障害者自立支援法では、現場の声をもとに障害者の「自立」を阻むものであることを解明し、首相に見直しの必要性を認めさせるなど、国民の暮らし、いのちを守るために小泉構造改革路線と対決してきたことを明らかにしました。
 性同一性障害の戸籍変更の特別法制定に向けて力を尽くすなど、司法の民主的改革や様々な分野の人権擁護に取り組んできたことも紹介しました。