京都市教職員組合(新谷一男委員長)は5月20日、左京区の京都教育文化センターで第38回定期大会を開き、国会で審議中の教育基本法改悪案に反対する大運動を重点課題にすえた06年度方針を決定しました。
 新谷委員長は、子どもや父母を主人公にした現行の教育基本法が、改悪案には国が主人公とされており、学校が教育行政の出先機関になると指摘。教基法のすばらしい内容を伝え、改悪阻止の一点で共同を広げようとあいさつしました。
 大会アピールと「教育基本法を改悪案の国会審議入りに怒りを込めて抗議し、6・4府民大集会の成功を結節点に、必ず廃案にする歴史的大運動を急速に広め強めよう!」の特別決議を採択しました。

 紹介された新役員は次の通り(敬称略)です。
 ▽執行委員長=新谷一男(新)▽副執行委員長=松橋秀男(再)、松岡寛(新)、倉田厚子(新)▽書記長=宮下直樹(再)。