9条守る宇治連絡会は4月29日、JR宇治駅前で4・29憲法リレートークを行い、市内各地域の「九条の会」や労組、市会議員、市民団体など20数団体、約90人が参加。約1時間にわたって、9条の大切さや改憲、米軍再編の危険性を訴えました。
 リレートークでは、憲法9条について、「2度と戦争をしてはならないと、その誓いがこめられた9条を守りたい」などの訴えや、米軍再編をめぐり、「米軍再編に日本が3兆円もの負担を求められている。腹が立ってしかたがない」「誰が米軍にいてほしいと願っているのか?米軍基地の被害に苦しめられ、経済的な負担も強いられ、基地のために危険にさらされてきた」などの怒りの声が相次ぎました。また、教育基本法を変える動きについても、「教育基本法を変えようとしている人たちと憲法を変えようとしている人たちは重なっている。子どもたちに、『お国のために命も捧げよ』という教育をさせてはならない」と警鐘を鳴らしました。
 終了後、参加した20数団体は各地域・主要ターミナルで宣伝、署名に取り組みました。(水谷修)