5日夜、京都市西京区で行われた山田啓二個人演説会で、自民党京都市議が京都4区の中川泰宏衆院議員との関係について、「まだ春は浅い」「4区は真っ二つだ」と陣営内の〝しこり〟に言及しました。
 演説会は自民党西京支部の担当。同支部長の北川明京都市議(自民党京都市議団代表幹事)は、「今日の演説会には自民党国会議員の弁士が1人もいない」と切り出し、昨年の総選挙で京都4区の自民党府議と京都市議団が無所属前職(田中英夫氏)を推薦してたたかったことに触れ、「157票差で本当に悔しい。知事選では、新しい自民党国会議員(中川泰宏氏)から『演説会も一緒にやろう』という話になったが、まだ春は浅かった。花が咲くころまでもう少し時間が必要」とのべました。
 また、演説会終了後、別の自民党京都市議は「(中川衆議院議員とは)すんなりいくわけない。4区は真っ二つに割れている」と話しました。