西陣労働者で戦前の日本共産党幹部、治安維持法による弾圧で獄死した国領五一郎の命日にあたる19日、京都市の左京区黒谷で墓前祭が行われ、ゆかりの人や団体代表者が出席しました。
 墓前祭では「国領五一郎を顕彰する京都の会」の梅田勝会長のあいさつの後、日本共産党の西山とき子府副委員長、民青同盟の塚崎泰史府副委員長、京都総評の岩橋祐治議長、全西陣織物労働組合の松下嵩委員長、国民救援会京都府本部の大平勲会長、治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟京都府本部の岡本康会長が追悼の言葉を述べました。
 西山氏は、反戦平和のために不屈にたたかった国領の生涯をふりかえり、「小泉内閣の悪政に対決して、当面する府知事選挙での勝利に全力をあげること誓う」と述べました。
 民主府政の会の衣笠洋子知事候補と穀田恵二衆院議員のメッセージが紹介されました。