保護者や卒業生、教師らでつくる「山城地域の高校統廃合問題を考える会」は8日、府教委に、「府立学校再編整備方針」を凍結し、対象校の生徒や保護者ら関係者に説明会を開くことなどを求める要請書を提出しました。
 要請項目は、▽「府立学校再編整備方針」を一旦凍結すること▽誰もが参加できる説明会を開催し、関係者・地元の疑問や質問に答えるとともに意見を聞くこと▽現在すすめられている「再編校準備委員会」や「校名等検討委員会」など再編統合にかかわる進捗状況の内容を公開すること、の3点です。
 今月卒業した卒業生は、「再編の具体的な説明はなく、在校生から統合されてクラブが続けられるのかどうかなど不安の声がある。方針は一旦凍結して対象校の生徒の意見を聞いてからにしてほしい」と訴えました。