相楽郡の木津、加茂、山城3町の合併について住民の意思を問う住民投票投票条例の制定を求める直接請求署名運動に取り組んできた木津町の「みんなで住民投票を実現する会」が16日、1万191人分の署名を町選挙管理委員会に提出しました。
 会が13日までの1カ月間に集めた署名は、当初目標としていた有権者の3分の1(9950人)を上回り、直接請求に必要な法定数(597)の約17倍にのぼります。
 署名を提出したのは請求代表者の6人。その1人、藤河鋭起さんは、「これだけの署名が集まったのは、十分な説明のないまま合併が進められようとしていることへの怒り、町の将来を自分たちで決めたいという住民の思いの表れです。町長、議会には、この意をくみとって条例を制定することを願います」と話しています。