2月府議会代表質問が9日行なわれ、日本共産党は松尾孝議員が質問に立ちました。小泉「構造改革」への批判が高まる中、同改革に「同感」と言う山田知事に対し、府民の安心・安全、消費税増税問題、医療改悪についてただしました。
 松尾議員は、安心・安全について、府が北部のホテルの耐震偽装問題などで業者の主張を鵜呑みにして「安全宣言」したことを批判。消費税増税では、増税に反対する中小企業らの声を示し、「絶対にやるべきではない」と訴えました。知事は、耐震偽装問題では見抜けなかった言い訳を繰り返し、消費税では、「負担の方だけを議論することは一面的」と増税容認の姿勢を変えませんでした。
 医療改悪について、松尾議員は知事が12月議会で容認する発言をしたことを改めて批判。昨年の改悪から負担増となった介護保険料、利用料の軽減措置の検討を求めました。知事は「改革のあり方について基本的に国が将来にわたり安定した制度を構築していく」と受益者負担を求める小泉総理と同じ態度に終始しました。(詳細は「週刊しんぶん京都民報」2月19日付に掲載)