藤井候補(壇上左から2人目)を交えて、医療現場や伝統産業の実態、平和への願いなどを交流したリレースピーチ(2月28日)
藤井候補

藤井伸生候補「社会保障を重視する京都府政に」

 府民本位の民主府政をつくる会女性の会は2月28日、京都府知事選(3月19日告示、4月5日投票)に「つなぐ京都2026」から立候補を表明している藤井伸生さんと府政要求を交流する「わたしの願いかなえる春~女性のつどい」を京都市内で開き、会場いっぱいの参加がありました。

 藤井さんの人柄を質問形式で聞くコーナーでは、切り花農家に生まれた生い立ちから、家庭菜園や野球などの趣味にも言及。婚姻時に姓の選択をジャンケンで決め、通称別姓となった妻の苦労にも触れて、選択的夫婦別姓の早期実現を国に求める意向を語りました。

 リレースピーチで、「つなぐ─」共同代表の一人で医師の中川裕美子さんは、感染しても入院先が見つからない事態を引き起こしたコロナ禍の医療現場の経験を振り返り、国の病床削減政策を批判。必要な時に入院できるベッドはみんなの財産だと述べ、「生きる権利、人間らしく生活できる権利を守る府政に」と期待を表明しました。

 伝統産業と中小零細業者の実態を告発した京商連婦人部の藤本千賀子会長は、京友禅の生産量が全盛期の1%に落ち込んでいる現状と後継者育成の補助金制度の改善を要望。また、原材料の高騰が中小業者への打撃になっていると強調し、「物価高から営業と暮らしを守るため、消費税の一律減税を国に意見してほしい」と訴えました。

 宇治市職労書記の菅野暁子さんは、府の会計年度任用職員制度の任用上限(3年)の撤廃を求める運動を報告し、「1万1000人以上の署名を提出したが、府は廃止に至っていない。一緒に府政を変えたい」と運動への協力を呼びかけました。

 3人の子どもを育てる新婦人会員の川村菜月さんは、高市政権の狙う改憲策動や祝園弾薬庫増設の強行を憂い、核兵器廃絶、世界中の子どもが戦争に巻き込まれない世界を待望し、「平和とは命を大切にする選択をし続けること。京都から声を上げ、広がることを願う」と話しました。

 藤井さんは、平和の願いに逆行して、高市政権が26年度の防衛費に9兆円超を計上し、舞鶴や祝園など府内の軍事基地強化を進める一方で、社会保障費を削減する姿勢を批判し、命、暮らしを守るために社会保障にお金を使う府政の実現をめざす決意を表明しました。