鈴木潤さん

 子どもの本を専門に扱う書店として京都で店を構え、19年目を迎えます。日々の生活や平和な暮らしを大切にしたいと思っている人たちに読んでほしい本を選んでいます。

 今回の総選挙は、あまりに突然で考える時間もないまま、明日(8日)、投票日を迎えます。でもそんなのアリですか。目くらまし的なやり方で、「私を信任していただきたい」って言われても分かりません。なぜ、高市さんを信任しなきゃならないんですか。

 「消費税減税」「手取りを増やす」と主張する候補も多い。大賛成です。でも言葉だけが踊っている気がします。高市さんは、消費税について「(食料品に限って)2年間ゼロ」と突然言い出し、討論会で追及されて「財源はこれから考える」と釈明し、結局選挙の中では一言も触れなくなりました。

 「手取りを増やす」を掲げる党も、医療費削減など社会保障を切り捨てることとセットで主張しており、結局、生活が大変になるんじゃないでしょうか。

 憲法9条がある国で、アメリカに言われて、武器や戦闘機を爆買いすることも疑問です。いったい誰のための、何のための政治なのか、あまりに無責任だと思います。

消費税減税も働く人の賃上げも財源まで明確

 消費税減税には、大企業と富裕層への行き過ぎた減税・優遇をただす、働く人の手取りを増やすためにはまず賃上げで、そのために中小企業への直接支援を挙げ、その財源まで示しているのは共産党です。おかしい事に対してはっきりとモノを言う党が今こそ必要です。