報告する小泉氏(11月23日、舞鶴市)

「オール京都で配備反対の声を上げよう」

 舞鶴市の海上自衛隊基地に長射程ミサイル・トマホーク配備などが計画されている問題で、日本共産党舞鶴地区委員会と同府委員会は23日、舞鶴市の西総合会館で配備を許さない運動を広げようと、学習交流会を開きました。同党基地対策委員会責任者の小泉親司さんが講演し、「自衛隊基地を一変させるもの。オール京都で反対の声を広げよう」と呼びかけました。会場とオンラインを合わせて約100人が参加しました。

 小泉氏は、トマホークは米軍が湾岸戦争やイラク戦争などで先制攻撃に用いたもので、「トマホークから戦争が始まる」といわれる兵器であることを紹介。「イージス艦を防衛型から攻撃型に一変させ、舞鶴の自衛隊基地の性格を変貌させるものだ」と強調しました。

 日本政府はトマホーク400発の購入を決めており、その保管のため陸自・祝園(ほうその)分屯地をはじめ、全国でミサイル弾薬庫建設が強行されようとしていると指摘し、「京都全体の問題としてオール京都のたたかいを起こすことが大事になっている」と訴えました。

 これら政府による大軍拡の背景にある「台湾有事」を巡り、高市首相が「存立危機事態になりうる」と答弁したことについて、「台湾有事で日本が武力行使する、戦争するという宣言だ。危険な内閣だということを実証した」と指摘しました。

 その上で、「トマホーク配備を許さない運動を大いに進めるとともに、9条にもとづく平和的解決しかないという世論を広めていこう」と呼びかけました。

 会場から反対世論を広げるために「どう訴えていけばいいか」と質問が出され、小泉氏は「日本防衛のためではない、日米の軍需産業を肥え太らせる、防衛費が国民生活を押しつぶす、の三つの角度が大事で、住民目線に立って工夫してほしい」と述べました。

 同党の小西洋一舞鶴市議、成宮真理子府議、民青同盟府委員会の竹川智顕氏が報告。成宮府議は、西脇隆俊府知事が議会答弁で大軍拡について「抑止力を高めるものと聞いている」などと国の主張をそのまま繰り返していることを紹介し、「国と同じ姿勢で、府民の声を押さえつける役割を果たしている。来春の知事選で、舞鶴を、憲法を生かした平和の港にするため、府政の転換に力を尽くす」と述べました。