20150918-06 「戦争法案廃止を求める南区実行委員会」は17日夕、JR西大路駅前で緊急抗議宣伝を行い、「国民多数の反対の声を無視するな」「今からでも廃案を求める声を上げてほしい」と訴えました。

 衆院本会議で内閣不信任案の審議が行われるなか、同実行委メンバーらは、16日の参院特別委での強行「採決」を厳しく批判。「議事録には鴻池委員長の発言は聴取不能で記載されていない。こんなものが採決と言えるのか」「国会の中では賛成議員が多数かもしれないが、国会の外では廃案を求める声が多数。この声を無視するな」「今からでも、憲法違反のこの法案はおかしい、と一緒に声を上げてほしい」などと呼びかけました。

 宣伝に参加した、生後6カ月で長崎市内で被爆したという奥田継義さん(70)は、「毎週金曜夕方はキンカン行動で原発ゼロを訴えていますが、今日は居ても立ってもいられない思いでここに来ました。米軍支援のために核兵器も運ぶことができる、こんな法案を被爆国の日本が成立させることは絶対に認められない」と話していました。