伏見で憲法宣伝 日本国憲法公布65周年にあたる3日午前、伏見革新懇は、伏見区東大手筋で「憲法リレー宣伝」を行いました。
 伏見の各分野で活動する7人が次つぎにマイクを握り、「世界に誇れる憲法9条。南スーダンへの自衛隊派遣や、比例定数削減は憲法を壊すもの」(弁護士・岩佐英夫さん)、「大企業減税のための消費税増税ストップへ世論と運動つよめよう」(消費税なくす京都の会・加藤建夫さん)、「被災者は最低限度の生活さえ保障されていない。憲法25条が大切」(青年震災ボランティア・森田健嗣さん)、「大阪の橋下氏が進める教育への政治の介入は憲法を蹂躙し、戦前に逆戻りさせるもの」(京都子どもを守る連絡会・手塚良子さん)、「私のような“普通の人間”でも被災・避難者に何かできることはあると思った。みんなが関心をもつことで何かが変わり、救われる命もある」(避難者支援ボランティア・錦炎兄さん)、「いま注目をあびる日本航空のたたかい。世の中のからくりを見抜き、市民の支援を受ける労働運動の構築をめざす」(伏見地区労・坂東利博さん)、「TPPは国民の生活、医療、社会保障の根幹を揺るがしかねない。憲法25条を守り生かそう」(京都反核医師の会・三宅成恒さん)などと訴えました。
 宣伝には新婦人、京建労、民商、京都南法律事務所、日本共産党などから20人が参加して、憲法集会のチラシを配布。新婦人のみなさんによる核兵器禁止と原発撤退を求める署名活動では、「原発のことがよくわからない」という女子高校生など若い女性との対話が進み、あわせて53筆の署名が寄せられました。「それぞれの分野で活動する方々から色々な話が聞けてよかった」「憲法をとりあげることは大事ですね。憲法を守る中村和雄さんにぜひ京都市長になってほしい」などの感想が寄せられました(S)