綾部市議会12月定例会一般質問が2日行われ、日本共産党の搗頭(つきがしら)久美子議員が綾部市内にあるトステム綾部工場閉鎖問題を取り上げ、閉鎖の撤回を求めるよう四方八洲男市長に迫りました。
 
 搗頭議員は、トステム綾部工場に勤める377人のうち約4割が綾部市民で、労働者から「家のローンがあり不安」「就職が厳しい中、突然雇い止めされても困る」と声が上がっていることを紹介。綾部市は同社に対し3年間工場設置の奨励金を払い、固定資産税の減免などの措置をはかっていることを指摘し、「トステムはグループ全体の9月の中間決算では経常利益で昨年より3.7%増を目指していた。労働者を大量に解雇して地域経済に大打撃を与えてまで工場を閉鎖する必要はない。トステムに社会的責任を果たし、労働者の雇用を守るように求めるべき」と四方市長に求めました。