日本共産党宇治市会議員団は、6月30日、穀田恵二衆院議員(代理・木戸秘書)、浜田よしゆき衆院京都6区国政委員長、成宮まり子京都国政委員長とともに、JR西日本京都支社への申し入れを行いました。同市議団は、駅頭などでのアンケート調査をもとに、鉄道会社への要望をまとめ、順次申し入れ活動を行っています。JR側からは、京都支社企画課・輸送課・施設課・営業課から、各担当者が出席しました。
 JRへの要望書は、踏切の安全対策・遮断時間の短縮、駅舎のバリアフリー化、ホームの安全対策、ダイヤ編成など、全体に関わる11項目の要求と、京都駅を含む7つの各駅に対する要求からなっています。
 踏切の遮断時間を短縮するため、作年度から、踏み切り警報時間制御装置を、奈良線で10踏み切りに設置、19の関連踏み切りの遮断時間も短縮しました(宇治市内では第2宇治踏み切り・宇治街道踏み切り・黄檗道踏み切り・木幡踏み切りの4箇所)。
 さらに、六地蔵駅の列車とホームの隙間を縮めるためにホームを改良する工事を近く着工、今年度中に完成させると回答がありました。長年懸案となっている木幡駅北側の踏み切りの拡幅については、「京都府と協議をすすめている」と回答。前日、朝のラッシュ時間帯に撮影した登校時の生徒やバイク・自動車で混雑している状況を示し、「いつ事故が起こってもおかしくない危険な状況。府道拡幅は完成している。踏み切りを拡幅して歩道を設けることは急務。いつ実施するのか、京都府との協議の進捗状況を示すべき」「JRとしても現場を見て、早急な改善を行なってほしい」と強く求めました。
 黄檗駅と六地蔵駅のバリアフリー化については「構造上難しい」と答弁されましたが、費用をかければ実施することができるため、自治体の協力が必要だと回答しました。
 申し入れに先立ち29日、浜田よしゆき衆院京都6区国政委員長、成宮まりこ京都国政委員長は、帆足慶子・坂本優子宇治市議とともに、木幡駅北側の踏切など現地調査を行いました。(帆足)