2月の京都市長選でオール与党陣営を951票差まで追い詰めた弁護士の中村和雄さんが2日、京都市議南区補欠選挙をたたかう日本共産党の、さの春枝候補の支援に駆けつけ、「貧困の実態を知るさのさんを京都市議会へ」と訴えました。
 中村さんはこの日、街頭演説や桃太郎宣伝、演説会などで訴え。吉祥院病院前の街頭演説では、福田首相が突然辞任するなど安倍前首相に続く〝政権投げ出し〟に触れ、「自民党政治が行き着くところまできたどうにもならない状況。今必要なのは、貧困・格差が広がるもとで、福祉、医療、教育を充実させて市民が安心して暮らし続けられるまちをつくっていくこと」と指摘しました。
 25年間医療相談員を勤めてきた、さのさんについて、「市民の立場で福祉、医療の充実に取り組み、多くの人を救ってきた人。現場で貧困の実態を知っているさのさんこそ市議会で大きな力を発揮してくれる。お年寄りいじめの後期高齢者医療制度を廃止するためにも、京都市議会に送り出したい」とのべ、勝利を呼びかけました。
 さの候補は、「弱いものいじめの自公政治をやめさせるため全力で頑張ります。一緒に政治を変えましょう」と訴えました。